アアルト展に行ってきました!
2018年 10月 31日
モダニズムデザイン全盛の時代にあって、工業化の特徴である水平・垂直・直角だけにとらわれず、時に有機的な曲線や鈍角を組み込んだデザインに特徴があります。
展示では、その特徴を再認識させてくれるものでした。
アアルトの木を積層した家具デザインのつくり方は書籍で判っていたつもりでしたが、展示で改めて現物を見せられると、
1本の木をくし形に削り取り、曲線を描いてから、そのフォルムを固定するために、削られた隙間に別の木を指し込んで接着剤で固めるという手法だったことが判りました。
また、設計事務所がよく使う図面ケースに見立てた「引き出し」に図面を入れて見せるという展示は、アアルト事務所に鑑賞者をトリップさせたようで面白かったです。
1本の木をくし形に削り取り、曲線を描いてから、そのフォルムを固定するために、削られた隙間に別の木を指し込んで接着剤で固めるという手法だったことが判りました。
また、設計事務所がよく使う図面ケースに見立てた「引き出し」に図面を入れて見せるという展示は、アアルト事務所に鑑賞者をトリップさせたようで面白かったです。
展示空間は当然写真撮影NGでしたが、出口前の展示空間は、アアルトの椅子に座って葉山の景色を愉しむという主旨になっていて写真OKでした。
帰りのバスでも海に落ちる夕日が愉しめました!
往復の電車時間が4時間、レストランの待合で1時間、展示の鑑賞時間が1時間。でも、充実した小旅行となりました。
by seeds-archi
| 2018-10-31 21:46
| Diary