ルーブル展とマグリット展

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最近、美術館巡りが続いています。先日は、ルーブル展とマグリット展を同時に観に行きました。どちらも新美術館で開催中で、一度に観るのは体力勝負(笑)と思いましたが、時間の取れるうちに行っておこうと、決意を持っての行動でした。





最初にマグリット。マグリットの若い時から晩年まで年代に沿った展示で、マグリットの画風の変遷を観ることができました。途中、ルノアール風になったりフォービズム(本人はフォービズムとは言わない)になったり、晩年に、若い時の画風に戻って行く様は興味深かったです。




高いデッサン力をもとに画風が変わっていく、うまい人だったんだなあというのが率直な感想。


シュールレアリズムの画家は病的なイメージを持っていましたが、マグリットは頭の中の哲学的思考を絵にしていることが判り、健康的な感じがしました。




自分の絵のモチーフを図解する図版も展示されていて、それを観ると完全にソシュールの記号論です。・・・と、哲学に詳しいとはいえない自分が言っていいものだか。。




家に帰って、本棚に眠っていた哲学入門書を引っ張り出して、「パロール」なんだっけ?「シニフィアン・シニフィエ」なんだっけ?とやってしまいました。






ルーブルの方は、素直にまあこんなものかな、と。
今回目玉のフェルメールの「天文学者」は観て良かったと素直に思いましたが、フェルメールがその1点、ミレーもコロ—も1点ずつ(だったと思います)。有名な画家の絵でなくてもいいのですが、心の琴線にふれるものはあまりなく。





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展示会の趣旨としては、当時のヨーロッパの日常を伝えるということのようで、絵を鑑賞するというよりヨーロッパの日常を伝える絵を見に来た、そう割り切ってみればそれはそれで楽しかったです。


意外に良かったのは、音声ガイドを利用したのですが、私の大好きな押尾コータローの曲がBGMとして入っていたこと。音楽とヨーロッパの日常を描く絵がマッチしていて良かったです。


(白崎泰弘)

by seeds-archi | 2015-05-21 22:07 | Diary

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


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