CCDカメラの風景

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写真は、先月法事で帰郷した際、新幹線から撮った富士山です。スマホで撮り画面を確認していて面白いことに気づきました。


ホーム脇に立っている電柱が進行方向に向かってすごく倒れていて、遠くになるほど倒れ方が減り、垂直に近づいています。もちろん、本当にこんなに斜めに立っているわけがありません。


なぜ、実際と違う写り方をしているのか自分なりに考えました。






通常のカメラはシャッターの羽根がレンズの中央に向かって何百分の1とかで閉まりますが、スマホで使われているCCDカメラはシャッターがありません。レンズから入ってくる映像情報を上から順に降りていく形で読み取っていくのではないでしょうか。そうすれば垂直の物体でも、下に行くほど進行方向の後ろ側にずれて写っていくことになります。


例えば、シャッタースピードに該当する読み取り速度が仮に新幹線と同じ速度であれば、すなわち時速200キロで上から下に読み取るのであれば、目の前の電柱は45度に倒れることになります。


上の写真は、75度くらいですから、新幹線よりは早いスピードで読み取っている事になります。


写真を見ていても、スピード感のある映像ですよね。


・・・よくよく考えてみると、昔の漫画(最近の漫画を知らないので、、)で、スピード感を表現するとき、例えば車が猛スピードで走っている表現は、タイヤが進行方向に向かってひしゃげた表現をしているのがよくありました。


ということは、昔の漫画家はCCDカメラでこういう映像が映し出されることを予見していたのか、はたまた、漫画家の網膜に映っている物体は、上から下へ降りていく形で脳内処理をしていて、それを感じ取って漫画にしていたのか、、、いやはや、興味深い現象です。




最後は妄想気味ですけど(笑)、私にとっては新鮮な映像だったので紹介させて頂きました。


(白崎泰弘)

by seeds-archi | 2015-02-13 20:03 | Essay

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


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