HT-house・リフォームのリフォーム完了
2014年 09月 29日
11年前に完成したHT-houseのお客様から相談を受けていたリフォームが終わりました。
そのときスケルトンリフォームだったので、リフォームのリフォームということになります。
当時、3人のための子供室をワンルームにしていたのですが、いよいよ個室が必要となってきたというのが相談内容。
11年前の設計段階で、3つの個室にする場合という案を提案していましたが、「納戸を個室化し、3人共用の勉強コーナーが納戸化する」といった案もご家族の間で浮上。
こちらの意見(どっちに転んでも、何とかしましょう、という日和見な言い方でした(笑)が、勉強コーナーを納戸にするためには造付けの長机を壊すことになるといったことも)を踏まえ、再度、家族会議の結果、10年前に提案していた分け方でリフォームすることになりました。
決め手は、この家の特徴である勉強コーナーを、お子さん達のほうから「自分たちが育ってきた場所を納戸にしてしまうのは忍びない」と言ってきたことなのだそうです。
お今回、当時入れた移動式クロゼットをきっかけに、3分割。
当時、フロスト調のガラスフィルムをパターン貼したのですが、勉強コーナーに落ちる光の様子を見て、昔のことを思い出しました。床に光のつぶが4つほど見えてますね。パターン貼の効果によるものです。
当時、現場で工務店さんにお願いした、竪格子の埋木。この家にはいろんなところで正方形が繰り返されています。
(白崎泰弘)
by seeds-archi
| 2014-09-29 10:00