木造の仕口金物について-2

前回記事の続き)
うちのアトリエにあるカネシンのカタログは2012年版で、「ミドルコーナー」という商品の記載がありません。最新版を取り寄せるついでに「金物施工マニュアル」も送ってもらうことにしました。「この場合どう納めるのがいいんだろう」と悩む場合の基礎資料にしたかったからです。



届いたのを見たら、意外にも手のひらサイズ。しかも薄い。


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現場携行用ということでしょう。




中味も、○×式で判りやすい。私のイメージした基礎資料集ではなく、現場チェック用です。どちらかというと大工さんや監督さんに持ってもらうイメージで出来ているのでしょう。
これはこれで面白いのですが、字がとにかく小さい。現場はだいたい薄暗がりの事が多いですから、字が読みにくいはずです。若い人ならともかく年配者は殆ど読めないでしょう。



b0383324_22570915.jpg



手のひらサイズの発想はいいのですが、現場で使う人の身になって作って欲しいものです。


文字のユニバーサルデザイン。最近思うことの一つですが、今回もそれを痛く感じました。


(白崎泰弘)

by seeds-archi | 2014-06-20 20:58 | Essay-設計のこぼれ話

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


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