永田昌民さん 「狛江の家Ⅰ」見学会

先日、住宅建築家として高名であった故・永田昌民さんの「狛江の家Ⅰ」の見学会がありました。
「狛江の家Ⅰ」を含む街区が建売事業者に渡り、近く取り壊されてしまうとのことで、「お別れ見学会」が開かれました。



この会はおおっぴらには公表されておらず、私は友人の杉浦充さん(JYU ARCHITECT) から聞いて参加させてもらいました。






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この建物は、永田さんが30半ばでつくったもので、築37年になります。


平屋のコートハウスで、内外に敷かれている大理石、コートに向かって約3mの高さから2mを少し切るぐらいまで高さを抑えた傾斜天井がとても印象的でした。


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つぶさに見ますと、


今の時代の高気密高断熱仕様ではできないこと、現代ではリスクとされているようなディテールが、37年経っていても意外に持っているところ等、


いろいろ勉強になりました。




それはそれで大事なことなのですが、「建築家として住み手にこういったものを提供するんだ」という強い意志が感じられました。


そして、それが、37年間そのまま手を入れずに残されてきたことと、無関係ではないだろうと思われ、大いに刺激を受けてまいりました。


(白崎泰弘)

by seeds-archi | 2014-01-14 17:47 | Essay

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