杉並の家・現地調査
2012年 02月 28日
荻窪の家の現地調査を行ってきました。
敷地測量図は既にあるのですが、植栽などは描かれていないので、植栽の位置や樹種・大きさなどを測ってきました。
杉並区は、この敷地の大きさだと緑化計画書を義務付けており、既存樹木を把握する必要があります。
既に何回か打合せにお邪魔しておりましたが、敷地が奥まっていることもあって全容を把握しておらず、今回改めて、じっくり見させてもらうと、植栽と庭石が意外に多くありました。
住宅の密集地で古い樹齢の木は、日当たりなどの影響で一般的に見られる樹形にならないようで、樹木名がわからないものが結構ありました。これから、葉の形や樹皮などを図鑑と照合して特定していく予定です。正確な樹種が判らなくても、高さと葉張りが確認できれば、緑化申請のほうはOKなのですが、、精神衛生上、
名前を当てたい、の一念であります。
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隣の建物を背にしているサルスベリ。高さ6Mはありましたが、根元から3Mぐらいまでは真っ直ぐ伸びていて、そこから上はよく見られるサルスベリの樹形です。
これはまだ判りやすいほうで。。。
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この手水鉢(ちょうずばち)のようなものは、敷地を購入した当初から置いてあったそうです。新しい造園計画にも似合いそうなので、うまく使っていきたいと思います。
(白崎泰弘)