杉並の家・F案

前回打ち合わせから引き続いて、基本設計のプラン検討です。
前回のC~E案の中から、採光の面でいちばん工夫のあったE案をベースに進めることになり、先日、ステップアップしたF案を提案しました。



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前回のE案に対する検討事項は、収納を充実させること、動線を整理して廊下を短くすること。
一方、お客様からC案も気に入っているという話もありました。
リビング・ダイニング・ワークスペースが雁行しながらつながり、南庭と中庭を取り込んでゆったりしているのがいいとのこと。
(私たちもそう思ってました)

果たして、F案は、C案とE案をミックスした感じのものとなりました。



具体的には、南側の開放感や採光の考え方はE案、2階の中庭的ルーフテラスもE案、1階のリビング・ダイニング・ワークスペースと連続する空間構成と庭の絡み方はC案。



これに前回、多目的な使い方だった和室を、客間として整える。



これらを盛り込んだ案です。そうすると、お父さんの書斎は、家の中なのに、いったん外部を通ってアクセス。でも、リビングを見渡す位置にある、“離れ”的なものとなりました。このあり方はお父さんも納得してくださいました。



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設計の進め方として、最初の要望がかなり固まっている場合、なるべく急ぎたい場合は、こちらも最初から密度の上げた提案をし、そこから逸脱しないようにすることでスケジュール短縮などを図ります。



今回の場合は、スケジュールにゆとりを持っていること、家に対するイメージや必要諸室の大きさが“確定的”ではなく、設計者の話を聞きながら固めていこうとして下さいます。そうしますと、最初から密度の上がった1つの案でスタートするより、荒削りでも可能性のある複数の案でスタートしたほうが満足のいく家づくりとなります。



打合わせを重ねながら段々と密度を上げていくスタイルは、私たちも望むところです。


by seeds-archi | 2012-02-01 18:29 | News-杉並の家

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