昨日はプレゼン&ヒアリング

昨日は午前中にプレゼンを行い、午後はヒアリングの大忙しの一日となりました。



b0383324_22555832.jpg





プレゼンは、お客様が「この敷地で要望が収まりきるか心配」と自らおっしゃるほど都心の小さめの敷地でした。
間口が4mを切る敷地に、隣地との離隔距離、マスト項目となる駐車スペースを取ると、玄関スペースが上手く取れません。
敷地を紹介した不動産屋さんの参考プランは軽自動車で描かれているので、お客様のミニバンが納まる駐車スペースは一回り大きくなります。





また、駐車するところはピロティ形式になりますが、構造的な弱点にならないように、X・Y方向とも適切な壁量(=壁倍率×壁長)を確保しなければなりません。




構造的な問題をクリアしただけではお客様の心の琴線に触れるわけではないですから、要望される生活スタイルに上乗せした提案を。。




規模は小さくてもかなり難しい。
どうにか私たちなりに満足のいく案ができ、プレゼンさせていただくこととなりました。



+++++
午後は、別のお客様のヒアリングです。



実際の敷地を見せてもらった上でお話を聞かせていただきました。
何社かハウスメーカーに打診されたようです。お話を聞くと、メーカーさんは自分の得意とする工法を前提に「うちの工法だからこそ200年住宅なんです」と
か「うちは木造だから高気密高断熱です」と言われたり、「今は概算ですから15%ぐらい引けると思いますよ」と言われたりしたそうです。




お話を聞いて感じたのは、木造にしても鉄筋コンクリート造、鉄骨造にしても、すべて一長一短があるのですが、メーカーの営業さんは自社商品のメリットは説明できても他の工法のことを正確には説明していないということです。
自分びいきの説明をそれぞれがしだしたら、お客様にとっていろんなメーカーの話を素直に聞けば聞くほど判らなくなってしまいます。




何が大事か。。お客様にとっては、プラン(=間取り)であり、予算であるはず。
概算は確かに、具体的な仕様を決めていない段階では振れ幅はあるはずです。だけれども、15%引けるかどうかはプランと仕様によるはずです。その部分が煮詰まっていないのに「引ける」というのは「最初から上乗せしている」とも聞き取れてしまいます。
満足のいくプランがあって、それにふさわしい工法を選ぶ。その順序が本来の家づくりのあり方のはずです。




ということで、私たちは、まずはプラン。
条件概ねの予算と希望床、もちろん、思い描いている生活様式をヒアリングさせてもらったうえで、提案させてもらうことにしました。




次のプレゼンが楽しみです。
(白崎泰弘)


by seeds-archi | 2011-10-11 17:42 | Diary

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


by Seeds Archi-studio
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30