エコキュート各機種の停電時の扱い
2011年 04月 29日
震災以降、私たちのブログでは「停電とエコキュート」というブログへのアクセスが増えています。
震災から3日後の3月14日に書いたもので、私の知っている知識のみで、メーカーごとの個別のことまでは調べていませんでした。
以下のメーカーについて、詳しい情報を入手できました。
コロナ:
停電時は安全のためにできる限り機器のスイッチを切る(安全装置が働く場合があるが、電源スイッチのオン・オフで解除できる)。停電時にお湯が出る機種と出ない機種がある。お湯を使える機種は、タンク内に残っているお湯が停電前の設定温度の状態で利用可能。
パナソニック:
タンクにお湯が残っている場合、蛇口からの給湯は可能。ただし、型式が“XVBET~”で始まる
製品は、停電中の使用では水しか出ない。停電復帰後は、タンクにお湯が残っていればそのままお湯が使用できる。
なお、運転中(沸き上げ、湯はり、ふろ自動)に停電が起きた場合は停止するが、タンク内のお湯は蛇口やシャワーから使用できる。
ダイキン:
停電前1時間以内にお湯を使用していた場合は、停電前に設定した温度のお湯がでる。それ以外の場合は水が出る。
日立:
水道直圧給湯タイプの場合は、水は出るが、お湯は使用できない。水道直圧給湯のタイプ以外は、停電時の設定によって異なるがタンクの中にお湯がある場合、
お湯が使用できる。
東芝:
停電中でも、タンク内にお湯が残っていれば、お湯の利用可能。 リモコンで給湯温度を設定できる機種は、停電発生直前のリモコンの給湯温度設定で使用可能。風呂の自動湯はり機能は使用できない。
とのことです。
どの機種であっても、給湯タンク下についている非常コックからたまっている分のお湯を取り出すことは可能です。また、停電している間は給湯タンクのお湯はたまりっぱなしなので、飲料としては使わないようにしてください。