インクジェットvsレーザー

プリンターの精度の話。
私たちは模型に、かなりの労力を割きます。お客様にとっては、図面よりはるかに判りやすいからです。



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以前は、モノクロレーザーで打ち出した図面をモデルボードに貼り付けてカッターで切り落としていました。
最近はフォトショップで、木目や石目などの素材の表現をするワザをあみ出し、インクジェットで打ち出した図面を使っています。







インクジェットプリンタはEPSONのPX-G5100。エプソンは発色に優れている代わりにインクの消費量が激しいことで有名です。




モノクロだったらレーザーで打ち出したほうが安いので、最近は、色表現をする平面はインクジェット。モノクロの立面はレーザーという使い分けをしていました。




今回も使い分けたのですが、毎回、壁内面で切り出す平面と壁外面で切り出す立面が、どうしても合わない。合っていなければいけないところが合わない。
今までも合っていなかったのですが、自分たちの切り出し方に問題があるのだろうと思っていましたが、そうではないことが判りました。




判明したのは、インクジェットの方が正確で、レーザーが不正確だったことです。
インクジェットが水分を吸わせて定着するのに対して、レーザーはトナーを高温で定着さます。それを思うと、水分で紙がふやけるインクジェットのほうが誤差が生まれそうに思います。




実際、測ってみるとデータ上、145ミリの線長に対して、目視では145ミリジャストがエプソンのインクジェット。
データ上、145ミリの線長に対して、146ミリあったのがレーザー。1ミリも誤差があります。1/100の模型だったら、実物の10㎝ずれを意味します。




レーザーの機種名をあげることはしませんが、まさかまさかのことで、軽いショックを受けました。




今度からは、エプソンのインクジェットで打ち出すことに決めました。
何事もひとつひとつ、検証が大事なんですね。


by seeds-archi | 2010-08-28 17:43 | Diary

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


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