設計のこぼれ話 −家が家族とともに成長していく−

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             勉強コーナーの長机.右側が子供たちの寝室



前回の『子供の勉強はダイニングやリビングで・・』とは対照的な、「勉強は子供部屋で。」というHT-houseでの話。





3人姉妹の子供部屋で、お子さんが小さいうちは部屋を仕切らず、将来個室にするという計画でした。
そこで、3人共有の寝室兼プレイルームと勉強コーナーの2部屋をつくりました。引戸を開ければ広く使うこともできます。
3人分としては十分な広さを確保できなかったので、「女の子どうしだから、勉強するところは一緒でもいいのでは?」というのが、最初の発想です。また、3人いると、宿題する子もいれば、遊ぶ子もいる・・・となるわけで、そのケジメが付けやすいメリットもあります。



勉強コーナーは細長い小部屋で、長さ約5Mの勉強机をつくりました。3人横並びで使ってもらおうという考えです。受験期など一人で集中したいときは、ロールスクリーンで一人分を仕切ります。仕切ったときのため、照明・コンセントは3人分用意してあります。
机に並んで座ると、上の子が下の子の面倒をみる環境になります。幅がゆったりしているので、親が間に入って勉強を教えることも可能です。
実際、時々は奥様もここを借りるそうで、子供部屋がファミリールーム化しているようです。



この5Mの机は、家族のコミュニケーションツールとして十分に活躍してくれそうです。
将来、子供たちがパソコンを使うようになると、家族共有のパソコンルームになるかも・・・。
「勉強は子供部屋で。」という当初の予定とは違いますが、それはそれとして、家が家族とともに成長していく感じは面白いものです。 
  (白崎 治代)


by seeds-archi | 2010-02-05 13:44 | Essay-設計のこぼれ話

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