窓まわりのおまけ

私の言うおまけはいろんなことが考えられるわけですが、たとえば窓をつくる場合ひとつとっても、採光・通風といった機能以外に、外部のよい景色だけを見せて邪魔なものを切り取ってしまうと得した感じになります。



また、切り取り方によっては景色の中に新たな発見が生まれたりします。





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上の写真は、2階にある南側書斎の丸窓からリビングの吹抜け越しに北庭を望んだものです。



下の写真は吹抜けの2階から撮ったもので、左にある丸窓から撮った写真が上段のものです。



書斎から吹き抜け全体を見せずに、景色を丸く切り取ることで、家のシーンが違って見えてくる例です。







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また窓から効果的な光が入るなら、そこに気に入ったものを飾ると、住み手の楽しみにもなるでしょう。どうせ好きなものを飾るなら、あえて窓のガラスをスリガラスにしてガラスの向こうを見せない方法もあります。



この写真はマンションの玄関下足入れにつくったガラスの飾り棚です。



スリガラスの向こうは実はユニットバスです。それまではマンション特有の暗い玄関でしたが、このスリガラスを嵌めこむことで、浴室の光がバックライトとしてガラスの小物たちを浮かび上がらせ、華やかな雰囲気を玄関に与えています。



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ガラスもスリガラスだけではありません。ストライプ状に透明・不透明を組み合わせたフィルムを貼ると、ガラスの向こうの景色が水墨画のように見せることができます。



そうすると、この写真のように、インテリアの置き物が「主」、後ろの景色が「従」となって、内と外の両方を見せながらもメリハリの効いた飾り方ができます。


by seeds-archi | 2009-04-09 23:54 | Essay-おまけ付きの家

一級建築士事務所シーズ・アーキスタディオの日々の出来事など


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